愛着スタイルで読み解く、人との距離の取り方
No.107
公開 2026.06.16
更新 2026.06.16
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公認心理師の監修のもと、心理学の知見にもとづいて編集した記事です。最終確認: 2026年6月16日
なぜか同じような恋愛のパターンを繰り返してしまう——その背景には、幼い頃に育った「愛着スタイル」が関わっていることがあります。心理学の愛着理論では、人が親密な相手とどう距離を取るかには、いくつかの傾向があるとされます。自分の傾向を知ると、関係のクセを責めずに眺められるようになります。
大きく分けて、三つの傾向
- 安定型 — 近づくことにも一人でいることにも、比較的落ち着いていられる。
- 不安型 — 見捨てられる不安が強く、相手の反応に敏感になりやすい。
- 回避型 — 親密さに息苦しさを感じ、距離を取ることで安心しようとする。
どれが良い・悪いということではありません。多くの人は状況によって複数の傾向を行き来します。
「性格」ではなく「傾向」として見る
大切なのは、これを固定した性格の判定にしないことです。愛着スタイルは、これまでの経験から身についた反応のクセであり、安全な関係の中で少しずつ変わっていきます。「自分はこういう傾向がある」と知るだけで、感情に振り回されにくくなります。
関係のクセは、あなたの欠陥ではなく、これまでを生き延びてきた工夫の跡。
傾向を知ったら、どうするか
不安が強いと気づいたら、相手に確かめる前に自分をなだめる練習(セルフ・コンパッション)が助けになります。距離を取りたくなる自分に気づいたら、それを言葉で伝えてみる。いずれにせよ、心地よい距離を二人で決めていくこと(健全な境界線)が、傾向とうまく付き合う鍵になります。
この記事の編集
水無瀬 詩織
編集長 ・ Amour Authentique
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