責めずに気持ちを伝える:非暴力コミュニケーション入門
No.104
公開 2026.05.02
更新 2026.05.02
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公認心理師の監修のもと、心理学の知見にもとづいて編集した記事です。最終確認: 2026年5月2日
言いたいことを我慢すればストレスがたまり、ぶつければ相手を傷つける。その板挟みから抜け出す道が、非暴力コミュニケーション(NVC)です。心理学者マーシャル・ローゼンバーグが提唱した考え方で、相手を責めずに、自分の本当の気持ちと願いを伝えることを目指します。
四つのステップ
NVCは、次の順番で言葉を組み立てます。評価や決めつけを混ぜないのがコツです。
| ステップ | 内容 | 言い方の例 |
|---|---|---|
| 観察 | 事実だけを述べる | 「今週、三回連絡がなかった」 |
| 感情 | 自分の気持ちを言う | 「私は寂しかった」 |
| 必要 | その奥の願いを伝える | 「つながりを感じていたい」 |
| 要望 | 具体的にお願いする | 「帰りが遅い日は一言くれる?」 |
「評価」と「観察」を分ける
いちばん難しいのが最初の「観察」です。「あなたは冷たい」は評価であり、相手は身構えます。「三回連絡がなかった」は観察で、事実だから反論しようがありません。責める言葉を、事実の描写に置き換える——これだけで対話の温度が変わります。
相手を変えようとする言葉ではなく、自分を開く言葉を選ぶ。
感情の奥にある「願い」を見る
怒りや悲しみの下には、たいてい満たされていない願いがあります。その願いに気づくには、自分の感情を観察する力(感情の整え方)が役立ちます。そして、相手の番になったら、今度はじっくり聴く。伝えると聴くは、いつも対で動いています。
この記事の編集
水無瀬 詩織
編集長 ・ Amour Authentique
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